電子書籍には向かない本

ウミガメのスープ問題

ベストセラーとなった本が電子書籍としても販売されたのを知った男は「電子書籍版を買った人は怒るだろう」と思った。なぜ?

質問
  • 電子書籍をバカにする内容が書いてありますか? いいえ
  • 男は本の内容を知っていましたか? はい
  • 大昔に出版された本ですか? いいえ
  • 男はその本の著者ですか? いいえ
  • 飛び出る絵本ですか? いいえ
  • 電子書籍版にはトラブルがありますか? いいえ
  • その本は一般の人でも買えますか? はい
  • 男は紙の本が好きですか? 関係ありません
  • 子供向けの本ですか? いいえ
  • ダイエットの本ですか? いいえ
  • 実在する本ですか? はい
  • 点字の本ですか? いいえ
  • デアゴスティーニですか? いいえ
  • 付録が重要ですか? いいえ
  • 電子書籍版に誤字や印刷ミスがありますか? いいえ
  • 切り取って組み立てるページがありますか? いいえ
  • 電子書籍版が高すぎると感じていたのですか? どちらともいえません
  • 電子書籍版は不完全だと感じていたのですか? はい
  • 本の内容がデジタルに適さないものだったのですか? はい

この本は現実の世界で販売されています。しかもけっこう売れました。

しかし、読むために買った人はいません。なぜならこの本は読むことができないからです。

別の用途で使うことができる本なのです。そしてそれが電子書籍では行えないことなのです。


中身が白紙ページのノートとして使うための本だったから。


【解説】

本のタイトルは『What Every Man Thinks About Apart from Sex(すべての男性がセックス以外に考えていること)』です。

この本は「男はセックス以外のことは何も考えていない」という皮肉を込めて中身は全ページ白紙になっています。

紙の本であれば白紙でもノートとして使えますが電子書籍ではそれもできなないので知らずに買った人は怒るということです。

実際にこの本はアマゾンで電子書籍版が有料で販売されています。

中身を見ていないので、もしかしたら電子書籍版は内容があるのかもしれませんが…。白紙かもしれないものに525円を払うのはちょっと…。

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